深夜便について

定義

ブログタイトルでも使用している「深夜便」は、人それぞれ捉え方が違うと思います。ここでは細かい定義はせずに、夜に出発して朝方に目的地に到着するフライトとして定義しています。鉄道に置き換えると現在は激減してしまった夜行列車です。例えば羽田発ANAの例となりますが、以下の様な運用時刻となっています。

  • ANA879便

羽田22:20発 シドニー09:50着

  • ANA203便

羽田24:10発 フランクフルト05:20着

  • ANA808便

羽田24:30発 バンコク 05:15着

※上記時刻は季節により変更されます。

メリット

一番は週末弾丸の場合、非常に時間を有効に使えるということです。土日休日の場合、金曜の夜から月曜日の朝まで旅をすることが出来ます。二番目として到着後にトランジット可能、最終目的地では朝から活動が可能になります。三番目としては個人差もありますが、時差ボケが少ないです。ビジネスクラスの場合はフラットベッドにして即寝て、エコノミーの場合でもネックピローや耳栓とアイマスクで無理矢理でも寝てしまうと、時差ボケが少なくなるように感じます。

デメリット

一番はかなり疲れると言うことでしょう。やはり眠りが浅くなるので、弾丸深夜便往復は帰国後一週間ぐらいはシンドい状況が続くことがあります。二番目として、安いチケットの場合は滞在日数3日以上等の制約がある場合が多いので、航空券は高めになる傾向があります。しかしながら航空会社のWebで往復チケットを探すと意外に安いチケットが見つかることがあります。三番目としては機内食の簡略化が挙げられます。ANAの場合24時以降のフライトでは写真の様なミールパックが配られるようです。楽しみな機内食が無いのは残念ですね。シドニー便は22:20出発の為、通常ミールがサービスされます。

具体例

それでは、実際に私が搭乗した事がある深夜便を使った週末弾丸旅のスケジュールと料金を見てみましょう。今年の11月の週末に旅することを想定して調べて見ます。

シドニー1泊3日滞在 約36時間

金曜日 羽田22:20発 ANA879便

土曜日 シドニー09:55着

日曜日 シドニー21:30発 ANA880便

月曜日 羽田05:05着

2019年11月15日 金曜日 発往復エコノミー 146,550円

フランクフルト1泊3日滞在 約31時間

金曜日 羽田24:10発 ANA203便

土曜日 フランクフルト05:20着

日曜日 フランクフルト12:15発 ANA204便

月曜日 羽田06:30着

2019年11月15日 金曜日 発往復プレミアムエコノミー 510,630円

上記日程ですと、ANAのWebサイトではプレミアムエコノミークラス以上のみ提示、かつチケットが高価なので有給休暇を木金取得したパターンも確認しました。

2019年11月13日 水曜日 発往復エコノミー 146,730円

この場合は3泊5日になります。

バンコク1泊3日滞在 約41時間

金曜日 羽田24:10発  ANA849便

土曜日 バンコク スワンナプーム05:15着

日曜日 バンコク スワンナプーム22:50発 ANA850便

月曜日 羽田06:30着

2019年11月8日 金曜日 発往復エコノミー 76,990円

まとめ

東南アジアはもとより、オセアニアや欧州でも深夜便を使うことにより週末に旅が出来ます。デメリットもありますがそれを上回る刺激的な旅となるのではないでしょうか?

よい旅を! Enjoy your trip!  Bon voyage !

 

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