何が起きたのか?
2018年4月、ルフトハンザ航空のデュッセルドルフ(DUS)発フランクフルト(FRA)行きへに搭乗した際に預けたスーツケースが破損しました。その際の様子と対応策をまとめました。
目次
- なぜ荷物預かりにしたのか?
- 航空会社のバゲージクレームカウンターへ
- FRAバゲージストレージコーナーへ
- ルフトハンザ航空との交渉
- 新品のスーツケースを再購入
- 代替案はあったのか?
- まとめ
なず荷物預かりにしたのか?
今回デュッセルドルフ空港にて、機内持ち込み可能サイズのRIMOWAスーツケースとビジネスバッグ(TUMIのオーバーナイトブリーフバック)を持って搭乗口で待っていたところ、航空会社の係員からエコノミーの場合、持ち込める荷物は一つだからスーツケースは搭乗口で預けなさいと言われ荷物タグを付けられました。ルフトハンザでは確かにエコノミーの場合は荷物は1つと明示されています。ただし追加の小型手荷物1個(サイズが 40 x 30 x 10 cm以内、ハンドバッグやノートPC用ケースなど)は可能となっています。
今回の場合は追加の小型手荷物のサイズがオーバーしていました。そして搭乗口で言われたとおりに預けて機内に乗り込みました。
航空会社のバゲッジクレームカウンターへ
フランクフルト空港に到着してターンテーブルから荷物を受け取ろうとしたところ、写真のように角がボッコリ凹んでいます。幸い中身の破損はありませんでした。搭乗券とバゲッジクレームタグを持ってルフトハンザのブースにてカバンを見せるとDAMEGE REPORTという書類を作成してくれて、同じエリア内にあるストレージコーナーへ行くように言われました。
FRAバゲッジクレームストレージコーナーへ
記入された、DAMEGE REPORTを係の人に見せるとフランクフルトには何日滞在するのか?と聞かれました。翌日のフライトで帰国でしたので1日しか滞在しないと伝えると、基本的にはカバンは修理対応になるが、時間が無い場合は例外として代替のスーツケースと交換することも可能と言われ、ガラガラと奥の扉を開けてくれました。そこには様々なサイズやブランドのスーツケースが並んでおり、ここから選んで良いと言われました。しかしながらこのカバンは数ヶ月前にフランクフルト空港のLufthansa WorldShopにて新品で購入したルフトハンザリモワで非常に気に入っており、他のカバンにするつもりは無いと伝えました。
ルフトハンザ航空との交渉
すると係の人は考えた後、そのカバンの価格を正確に教えろと言うのでWebサイトで検索し、価格を提示しました。その後、ルフトハンザ航空と交渉してくると言って10分後ぐらいに戻ってきて、こう言いました「そのスーツケース代をCASHで支払う。ただし以下の条件だが飲めるか?」とのことでした。
- 数ヶ月とはいえ、中古なので定価金額から1割を引いた金額を支給
- 破損したスーツケースはルフトハンザへ引き渡す
即座にTAXリファウンドを行えば10%近くは返金があるのでで金額的にはトントンと考えOKとしました。今度は私自身がルフトハンザのカウンターへ行き、いくつかの書類にサインをした後に無事CASHを受け取ることが出来ました。
新品のスーツケース再購入
もらったビニール袋にスーツケースの中身をへ移し、ヨロヨロと荷物エリアを後にしました。そして上のフロアにあるLufthansa WorldShopへ行き、全く同じスーツケースを無事購入することが出来ました。金額的にはトントンでしたが、ここまで待ち時間も含め2時間以上時間を要しており、精神的なダメージを考えると割に合いませんね。
代替案はあったのか?
いくつかの選択肢があったと思います。スーツケースにこだわりが無い場合や、くたびれたスーツケースの場合はわらしべ長者?のように交換して貰えればラッキーだったかもしれません。1日の滞在ですと実質的にこのような壊れ方の修理は無理です。今回は数ヶ月前にスーツケースを購入した空港かつお店が空いている時間でしたので、今回の対応はベストだったと思います。帰国後でもダメージレポートをもとに日本のルフトハンザに対応して頂けるのかもしれません。また海外旅行傷害保険の携行品損害でも対応してもらえそうですね。
まとめ
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極力機内持ち込みとし、ひとつにまとめる(荷物ミニマム)
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破損を見つけたら、面倒くさがらずにその場で打ち上げて必ずダメージレポートをもらう
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滞在が短い時は、その場での対応が出来ないか相談する
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航空会社の担当者へ相談する際は冷静に笑顔を交えながら、PleaseやWould等、極力丁寧な言葉づかいでお願いをする(お互い人ですから)
よい旅を! Enjoy your trip! Bon voyage !